2016.07.28
いよいよ中央アジアの北朝鮮とも呼ばれる ” トルクメニスタン ” に行く日が来た!!!
ちょっとメインの話しに行く前に…
1号は中央アジアについて調べるまでトルクメニスタンなんて知らなかったです。もしかしたら1号と同じ人がいるかもしれないので簡単にご紹介!
位置としては、カザフスタン・ウズベキスタン・アフガニスタン・イランに囲まれてますね。
で、トルクメニスタンに何があるのかというと。
今晩行く「地獄の門」、街並みが異様らしい首都の「アシガバート」を目指します。
これ以外にも遺跡がいくつかあったりするようですが、興味ない&時間ないでカット。
地獄の門って?
1971年に旧ソ連の地質学者がボーリング調査をした際、ガスを発見することができたものの、その過程で落盤事故が起き、採掘作業用の装置が置かれていた場所もろとも直径50〜100メートルにもなる大きな穴が開いてしまった。有毒ガスの放出を食い止めるため、仕方なく点火することになったが、可燃性ガスが地下から絶え間なく吹き出るため、延々と燃え続ける事態となった。
wikipediaより
以上!では地獄の門を見てみましょー!
ウズベキスタンのヒバから、トルクメニスタンのダルバザまでの移動はおもしろくないので図であらわしました!
車って言ってもタクシーがメインで価格交渉の繰り返し…。中央アジアのめんどくささはこれに尽きる。長距離バスが発達したら観光しやすくなるのになぁ…。(-“”-)
入国に3時間かかったりで、ダルバザに着いたのは夜の23時。夜ご飯も食べず、休憩することなく地獄の門に向かいます!
地獄の門まではずっと砂漠で徒歩だと片道約2時間。タクシーの運ちゃんいわく25kmもあるから車をチャーターしろとか言われるけど、無視。お金に余裕があったら$25払うけど余裕ないんだよ、我々は!!!
ウズベキスタン・トルクメニスタン・イランにはATMがないor使えない。こんなような問題を抱えていて、所持USDがギリギリで足りないかもしれないという状況で余裕一切なし…。(-_-;)
目指す地獄の門は燃え続ける炎で遠い遠い闇の中にぼんやりとオレンジ色が浮かんでる。行き方は簡単、その光を目指して歩くだけ。
今日は運が悪く曇りで砂漠に入ると月明かりや星がなくて、真っ暗な闇。iPhoneのライトが唯一足元を照らしてくれる光。2号が隣にいるけど、たった数m離れるだけで何も見えなくなって超不安!!!2号だけじゃ不安!もっと人数欲しい…!
砂漠にはサソリ・ヘビが出るとか出ないとか。動物のフンが転がってるけど、変な動物がいたらどうしよう。砂漠の砂はサラサラで足がとられる。1号はサンダル+靴下で、トゲトゲな植物が刺さって痛い。
不安でたまらくて1号の口数は増えるけど、途中からしゃべる元気すらなくなってきたり。真っ暗な中立ち止まるのは不安で、途中ではさむ休憩も水を飲む数十秒だけ。
歩いても歩いてもオレンジの光になかなか近づかない。
あの山を越えたら地獄の門見えるかな!?って期待を何回持たされたことか…
闇の砂漠を歩き続けて2時間15分!
つ、ついに地獄の門きたーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
あれ、思ってたのとちょっと違う…笑
下の写真みたいに穴全体が燃えていてオレンジ色にかがやいているのを想像してたら、違った!
考えてみると当たり前なんだけど、『ガスが噴き出てるとこしか燃えない = 燃えないところは土&石!!!』(´゚д゚`)
(´゚д゚`)
(´゚д゚`)
でもやっぱり炎の力はすごいです。穴の周りでも十分あったかいし、熱風にあたると熱いのなんの。
消えることはない揺れ続ける炎をしばらく眺めて、初野宿!
また2時間も闇の中を歩いて帰る体力と精神力がないから、4時過ぎまで砂漠で寝てみることに。さすが1号で意外とぐっすり寝れちゃう。笑
(USJ内の道路、スペインの水族館で寝た実績が…)
2人とも寒くて3時に目が覚めちゃって、炎に近づいて暖を取る。防寒着もないし、炎がなかったら歩いて帰るしかなかったんだなぁ…怖い怖い。(;´Д`)
帰りも結局2時間15分かかってしまった。。
実はこの帰る方が大変。行きは炎の光に向かって歩くだけ、でも帰りは見えない目的地に向かって歩かなきゃいけない。
方位磁針メインに地図も使いながら、少しずつ進んでは方位磁針の確認の繰り返し。
1号は疲れ果てて足を動かすことしかできなくて、2号も疲れてるのに道案内。
時間はかかったけど、クモ1匹に出会うだけでケガすることなく無事に元の世界に返ってこれてよかったよ( ;∀;)
地獄の門にたどり着いても誰もいないたった2人の世界。光がないってだけでどれだけ不安になるのか体感したね。1人だったら地獄の門に行かず首都に向かってたな…。2号には心身ともに助けてくれて、本当にありがとう。
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地獄の門から火の粉が舞ってる!と思ったら鳥だった!
何時だろうと鳥はずーーーーーっと飛び続けてたし、朝方になると数が増えてた|д゚)
地獄の門、ぜひ行って欲しい!と人には言えないところ。
ビザの取得大変、ダルバザまでの移動大変、地獄の門までの移動大変、首都までの移動大変。
大変なことしかない(・∀・)
そう、首都アシガバートまでの移動も大変!明日は人生初の○○!!!
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