2016.08.22,23
イスラエルに行ったら必ずここは行くでしょうという場所、エルサレム。
エルサレムと言えば、3宗教、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖地です。
イランにいる時でさえ「またモスクか…」ってなっていたから、聖地に来たけども感動は皆無…!
お金を払って教会・博物館には行く気はさらさないから、行ったのは “無料” で見学できる代表的なところだけ。
この壁で囲まれたエルサレム旧市街内に聖地が固まってます。
ユダヤ教 : 嘆きの壁
ユダヤ教でもっとも神聖だった神殿の外壁の一部。神殿は破壊され外壁の一部のみが現存。
壁の内側にはイスラム教の聖地「岩のドーム」があります。
「嘆き」とは、神殿の破壊を嘆き悲しむために、残された城壁に集まるユダヤ人の習慣を表現している。
※ wikipediaより
壁前の広場は柵で2つに区切られていて、男女別にお祈りします。
壁に額を当ててお祈りする人、壁前にあるイスに座りお祈りする人の姿がたくさん。
旧約聖書だと思いますが、たくさん並べられていて、信者の方はこの本を手に取り読んでいました。小ぶりの聖書を持参している人も。
大人だけじゃありません!子供だってお祈りします!
お祈り後に立ち去るときは壁に背中を向けないように後ずさり。
エルサレムでは全身真っ黒な服を着た男性を見かけます。
この人たちはユダヤ教の「超正統派」と呼ばれる、戒律重視の生活を送る人たち。ユダヤ教内でも戒律重視の人もいれば、日常生活に影響が出ない程度に戒律を守る人たちもいるそうです。
金曜日の日没から土曜日の日没まではシャバットと呼ばれる安息日。神が6日間で天地創造し7日目は休んだとされているのが由来。このシャバットでは機械の操作や火を使うことが禁止されています。そのため、イスラエルでは一部地域を除き公共交通機関も動いていませんし、電気やエレベーターのスイッチを押すことさえ禁止されているそうです。超正統派の人たちはこれらの規律を厳格に守っているでしょう。
調べれば調べるほど謎な超正統派。仕事を持たず政府からの援助金で生活をし、毎日祈りに明け暮れているとか…。働かなくていいのは羨ましいけど、戒律でガッチガチ&毎日同じことの繰り返しなのはツラいなぁ…。
「超正統派」の人たちは服装も決まっているそう。
夏でも冬でも、子どもも大人も関係なく全身真っ黒な服。そしてもみあげに髭は伸ばしっぱなし。
キリスト教 : 聖墳墓教会
イエスがはりつけにされた場所であり、墓がある。
イエスが十字架を担いでエルサレム旧市街内を歩いた道をヴィア・ドロローサと呼ばれています。そしてその後十字架にはりつけされた場所(ゴルゴダの丘)に建てた教会が聖墳墓教会。
教会内はとても広く、イエスがはりつけされた場所・イエスが十字架から降ろされた場所・イエスの墓が教会内にあり、たくさんの方が祈りをささげていました。
この写真はイエスが十字架から降ろされた場所です。
マリアの墓の教会
イエスの母マリア・マリアの夫・マリアの両親のお墓。
教会は地下で湿度がすごい高かった…。
この絵の天使がシュールで聖地なのにニヤニヤが止まらなかった…(゚∀゚)
イスラム教 : 岩のドーム
預言者ムハンマドが岩の上から昇天したとされ、その岩の記念堂。
ここはイスラム教徒しか入れなく外見だけの見学。
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今回はただの紹介記事になっちゃいましたね…|ω・`)
エルサレムに来てからは「宗教ってなんだ?何でお祈りしてるの?」なんて考えるようになっちゃって、各宗教の聖地を訪れても「みんな真剣だなー」としか思えなかったんです…。
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