男の俺が、おじさんたちに「ヌルヌル、サワサワ、モミモミ、ゴリゴリ」された話…【モロッコ】

最近のパワープレイはフレデリック。
2号です。
1号がハマムについて男性編を書いてと言ったので書きます。
⇒ヒジキって身体で生成できるんですね…！※マラケシュおいしい情報あり！【Day295～297 – モロッコ】
私は13時からの予約。
のど乾くからと言われ、水を携え「いざ、ハマム」
受付の前に立つや否や「予約してた人ね」と素早すぎる対応。
そして受付の椅子で担当者を待つ。1分ほどで担当者から呼ばれます。
バスローブをまとった、ちょっと薄毛の坊主な小さめのおっさん。ｼｭｯとしていて筋肉質なお体でした。
そして何より…
バスローブの胸元がガッツリと開いていて、見せつけられる濃い胸毛。
すごく…見たくないです。
少し小さめの声がまた、そっちな雰囲気を醸し出します。
その風貌で「こっちだ」と言われたときは、さすがにちょっと引きました…。
とはいえ、付いて行かなければ始まりません。
「服を脱いで、パンツ一枚になって」
いや、なんか…ちょっと言葉を失うよね。ためらうよね。
Take offの意味を“離陸”？と間違う程でした。パンツは離陸しませんよ。
さて、パンツ1枚になって便所スリッパをはきます。
バケツで頭からお湯をかけられます。問答無用です。しかも2杯。
最初はミストサウナ。
ミストでほとんど顔が見えませんが、すでに先客が2人。モロッコの人の様です。
座って彼らの足元を見ると、便所スリッパには手書きで…　V.I.P　と
彼らはVIPらしいです。そんなコースがあるんですかね。
少ししてサウナを出ろと呼ばれます。
垢すりの始まりです。背中をゴシゴシと。
パンッッ！！！
何事かと思いました。
「仰向けになれ」と。
お腹をゴシゴシと。
パンッッ！！！
「起きろ」と。
痛くはないけど、パンッッ！！！というのが何かしらの合図の様です。
垢すりの最中、VIPなおじさんから「日本人？ナカータ！ナカータ」と話しかけられましたが、ハハハ…乾いた笑いしか返せませんでした。
再び、お湯をバケツ2杯頭からかけられミストサウナへ放り込まれます。
しばらくすると呼ばれ、シャワーを浴び、垢すりは終了。
バスローブを、ﾝﾌｯ。と着せられ、パンツを脱ぐように指示。
バスローブを着たまま休憩。ミントティーを持ってきてくれます。
バスローブが暑くてたまりません…。
次のマッサージは太めのおじさん。
太めのおじさんにオイルを塗られ、ごつい手でヌルヌル、サワサワ、モミモミ、ゴリゴリ…とマッサージをされました。
ヌルヌル、サワサワ、モミモミ、ゴリゴリ…
ヌルヌル、サワサワ、モミモミ、ゴリゴリ…
そりゃあもう全身、ありとあらゆる所ををヌルヌル、サワサワ、モミモミ、ゴリゴリ…と。
ここではパンッ！！！と叩かれることはありません。
「仰向けになって」と優しく言われます。
文字であらわすと「仰向けになって♪」ぐらいの優しさです。
やはり男性なのでマッサージに力があって、これは気持ちよかったです。
オイルをふき取って全行程終了。
心なしかすっきりした気分で、マラケシュの街に繰り出していきました。(宿に帰るだけ)

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最後に「脱いだパンツ忘れてるよー」と持ってきてくれたのは良い思い出。
いや、普通に気持ちよかったですよ。おすすめです。