急な階段を登っただけで筋肉痛です。
まだまだ若いし、そんな事あり得ないと思うでしょう。
あり得るんです。
2号です。
前回までの闘病記。
⇒闘病記vol.1
⇒闘病記vol.2
⇒闘病記vol.3
病院に行ったおかげで、随分回復した。
食欲も出てきた。おかゆしか食べられないが。
左尻を犠牲にした甲斐があったというものだ。
もちろん椅子に座って食べる時は、左尻は椅子から外している。要は、右尻だけで全体重を支える格好である。
左尻が当たろうものなら「・・・ッ」。言葉にならない。
1号がお粥を作ってくれた。味付けは塩のみ。 食べた瞬間、お粥とはこんなにも美味しいものだったのかと感動した。
しかしそれも2日目までだった。毎食お粥ではすぐに飽きが来て、美味しくなくなった。
でも食べなきゃならんので食べた。
元気になった分、食べたいものが食べれない状態は非常にイライラしてしまう。
わがままを言って、野菜スープを食べさせてもらった。感動した。
さて、この間ももちろん通院して、治療を受けていた。
この日は採血、検便、検尿らしい。
まずは採血。
てっきり注射で吸い取るものだと思っていた。
腕を出そうとすると「手ぇ、出して」と言われる。左手を差し出した。
左薬指をギュッと掴まれた。
察した。このおばちゃん、指から採るつもりだ。
あ、ちょっと待って。
心の準備g
あああああああぁぁぁぁぁああああ!!!
ザクっと。
超痛かった。
おまけに、おばちゃんが何度も血を絞り出す。
もう十分採れたじゃん!!
ギュッ!
ああああぁぁぁ!
昨日の筋肉注射と言い、おばちゃん達は心の準備をさせてはくれない。
「検尿と検便行っといで!」
「OK」
検便なんていつ以来だろうか。
「便を採る姿って、なんだか物悲しいな」と思いながら採取した。
結果は週をまたいで、月曜日に出るそうだ。
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その後は点滴と注射。
相変わらず爆速な点滴を終わらせ、お尻への筋肉注射。
おそらく左尻と右尻どちらにするか選べるのだろうが、右尻に打ってしまうと全く椅子に座れなくなる。今回は全て左尻を犠牲にすることを選択した。
ブスッと。
あれ? 痛くない。
昨日程の痛みはなかった。これならば、いける!
残り8回。希望の光が見えてきた。
ただし終わった後は、やはりお尻が重い感じがする。
そして椅子には触れられない。
次の2日間は土日だったが、時間限定で対応できるとのことで通院継続。
土曜。
ブスッと。
痛い!この日は痛い!
というか、もう何が痛いかというと注射本体ではない。
注射終わった後におばちゃんが血を止めるためか、打ったところをグリグリッ、ブルブルブルッと震わせながら脱脂綿で押してくるのだ。
これが痛い。
まさに筋肉痛の場所をグリグリッとやられるような感じで、笑えてくる痛み。
この日、お尻に穴が7個になりました。
そして1号の作るお粥が、徐々にお粥らしくなってきた。
曰く、火にかける時間を長くしたとのこと。すごくお粥らしいお粥が出てきた。味は変わらないが、食感が変わっただけでも食べやすくなった。
日曜。
午前中のみ、今回は違う若めの看護師が治療してくれた。
点滴が…遅い!
やはりこれが正常ではないのか?これがイメージ通りの点滴だ。
ポタッ…ポタッ…と。
でも遅すぎるのでもうちょっと速くしてほしかった。
もうこの頃になると大分体は回復していて、点滴後すぐにトイレに行きたくなるようになっていた。おそらく水分の過剰摂取だろう。
そしてお尻への注射は…
あれ?今日はない?
マジですか?
そういやなんか点滴に混ぜてた気がする。
それで良いのか?
ならば、この7個のお尻に開いた穴はもしかして不要だったのか?
お尻注射がなかった喜びと、お尻筋肉注射への疑惑を抱えつつ検査結果の月曜へ。
つづく
タジキスタン闘病記vol.4 〜増えていくお尻の穴と穴の必要性への疑惑〜

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