2016.06.26
1組の布団に2人で寝たから、起きたら体はガッチガチ。
8時なのに誰も起きてなくて、こっそり外に出ると冷たい空気に雲ひとつない青い空、そして青々とした山。
気持ちいことこの上ない!日本で家族と行ったキャンプを思い出す。
日本だと林の中だから風景は違うけど、ひんやりとした空気に川のせせらぎ。そして、みんなでするトランプ。大好きだったな〜
2号にキャンプ行くような家族にしたい!って言うとあんまり乗り気じゃない…(´・_・`)
「テント・BBQセットの持ち運び、準備、片付け、保管が大変やん?」
ってことでキャンプするにしても、バンガローにBBQセットありの場所になりそうです。
2号がコーヒーを頂くと「これは最高の週末の過ごし方やね〜」と。でしょ、だからキャンプ行きたいんですけどね!
皆が起きてきて、せっかくアルティンアラシャンに来たんだから、乗馬もしたいって話しになる。
私たちも乗馬をしたいって思ってたけど、これから何時間もかけて下山することを考えたら、お尻、太ももにこれ以上負担かけたら死ぬぞと思ってやめとこうかと。
宿の人に話しを聞いてみると馬が2頭しかいないと言われちゃう。
また6人で話し合って、なぜかドイツ人と2号が乗馬することに。
お金を払ってなんだかんだしてたら、結局馬が1頭しかいないらしくって全員諦めることに。なんだそりゃ…
馬はたくさんいるもんだと思ってたから、この結末にはびっくり。
11:00
6人そろって出発。
するとアルティンアラシャンの別の宿に、カラコルの宿に泊まってた人を発見。
その人から無料の露天風呂があるという情報を入手したようで、寄り道することに。
道を下って川沿いに行くらしいんだけど、その道が狭いし、ちょっとでも滑ると流れがかなり速い川にぽちゃん…
ぽちゃんだけならいいけど、確実に流されておぼれるよね…
本当に露天風呂なんてあるの…と思いながらしばらく歩いてると、あったらしい。
これでなかったら泣くよ…って見たらカエル型の露天風呂。
あら、かわいらしい。でもでもお口をのぞく色々浮かんでる…虫やら羽毛やら、なんやら…
しかも温度はめちゃくちゃ、ぬるい。まぁ、誰も入らず。
山をかけめぐるのが本当に楽しそうで、さらに奥へとずんずん進んでいくドイツ人の彼。
もう一ヶ所露天風呂をみつけたそうな。それでも彼は1人でさらに奥へ奥へと消えてく…
岩場の中に石が積み上げられて作られた露天風呂。目の前には山と川がみえて、ロケーションは最高!
お湯もこっちの方がきれいだし、広い。温度はやっぱりぬるめだけど浸かれそう。
だけど日本人女性が足湯をするのみ。タオルを持ってたら足湯したかったな。
このお風呂は見た感じでは深さはなかなかありそう。
1号も湯温はいかがなもんか、どれどれ。と確認。
あったか〜い、じゃなくて足元注目!!
実は実は、トレッキングシューズがロストバゲージの中に入ってて、サンダル+靴下で山登りしてたんです。笑
浅い川に水たまりがたくさんで、もちろん靴下はドッロドロ。
そしてサンダルだと足首が固定されなくて、何回も何回も足首ひねってもうた…左足首がちょっと痛かったよ…でもしょーがないから、下山もコレで。( ノД`)
足の裏も痛かったし、サンダルでの登山はオススメしません!笑
12:00
雲ゆきがやしくなってきたし、ようやく下山開始!
今から早くて3時間もかかる。うちらの体力を考えるともっとかかるだろうな…
半分ほど下ると、ビシュケクの宿で出会った韓国人の彼に出会う!
まさか出会うと思ってなかったからびっくり(´∀`)
後半がしんどいよと伝えるものの、グループの皆さんまだまだ元気そう。チョコまでもらっちゃって申し訳ない。ありがたく頂きます!!
もうすぐで乗り合いバン乗り場!って時に1頭の牛さんに出会う。
なかなかかしこいのか、ちょっと複雑な形で考えないと通れない橋を3頭のうち1頭だけ、すすすっと渡ってきた。
どこ行くの?勝手に1人行動しちゃって大丈夫?って見てたら、ずんずん私たちに向かって歩いてくる。
みんな後ろの様子を伺いながらずんずん歩くも、牛さんもずんずんずんずん付いてくる。
え、どこまで付いてくるの!?とみんなチラチラ後ろを気にしてると、数百メートル先に別の牛さんチームがいて、そこまで行くとついてこなくなった。
16:00
4時間かかって乗り合いバン乗り場にたどり着いた瞬間、5人でドサッと座り込む。
ん?5人?6人だったよね??
実はドイツ人の彼はなんと半分ほど下ってから、アルティンアラシャンに忘れ物をしたことに気が付きバギーに乗って頂上へ…
今日中に下りてこれるのかな、ヘタするともう1泊か!?
乗り合いバンに乗って5分。
突然1号の両ふくらはぎにもうれつな痛みが襲ってくる…!車のガタガタ揺れる振動ですら痛い!!
車を降りて宿に帰ろうとするも、一歩一歩が激痛でおばあさんみたいに腰が曲がるは、スピードは赤ちゃんのヨチヨチ歩き並み…
自炊なんてやってられないのと栄養補給で、宿の近くの洋風レストランへ!
徒歩2分ほどなのに、倍以上も時間をかけて痛い痛い言いながら向います…
2号:チキンクリームパスタ。もちろんおいしい!
(一昨日の自炊パスタ、牛乳と間違って飲むヨーグルトを買ってしまい、散々な味だったからことさらおいしい…)
1号:イタリアンチキン
グリルチキンにトマトソース、を想像してたらなんとレモンソテー…
し、シチリア風とでも言うのかーーー!!酸っぱおいしいけど、想像と違うから残念…。
疲れた体にはちょうどいいかね…
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ほんっとうに疲れた1泊2日の登山だった!
テントも寝袋も持ってない、すごーく身軽な山登りなのに身体はボロボロ。
帰りは2号に水を持ってもらったり、声をかけてくれたり…
アルティンアラシャンのさらに先の湖を目指してたなんて言えない…
道中の景色はきれいだし、温泉も気持ちよかったけど、1番の思い出は満天の星空を見れたこと!
無事に行って帰ってこれてよかった。
ちなみにドイツ人の彼ですが、夜10時頃ヘッドライトをつけながら歯磨きしてました。笑
下山も運良く車に乗せてもらったそうです。よかったよかった。
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