2016.08.09
シーラーズ3日目
前日のキラキラモスクのリベンジ戦。
キラキラモスクの甥っ子?キラキラモスクへ!
暑くなるのは嫌なので、午前中に済ませます。
到着すると、人がワラワラと寄ってくるではないか…
「ヘイ!どこから来たの?」
それはもう、ワラワラ…と次から次に寄って来る。
大勢のイスラム男子に囲まれると、その中から白いターバンを巻いたリーダー的な若い男性が握手を求めて、
「どこから来たの?こちらへ…」
と、ツーリストインフォのような場所に連れて行かれ、座ると、白髪のおじいちゃんが来て…
爺「ようこそ!まあティーでも飲みなさい!」
シーラーズの写真集を持ってきて
爺「ここが・・・、ここが・・・」と歓迎ムード。
とりあえず、早くキラキラモスクを見たいのですが…
爺「今日は英語のクラスをやってるんだ!是非寄っていってくれないか?」
NOとは言えない日本人。とりあえず付いて行くことに。(はやくキラキラみたい…)
ドアを開けると、そこには10名ほどのチャドルを来た女性たちが居ました。
聞くところによると、彼女たちはガイドの卵のような存在で、ここに英語の勉強をしに来ているらしい。
10代後半~40もしくは50代の(見た目判断です)女性たちが座っている前に座らされ、質問タイム。
「どこから来たの?」とか「結婚してるの?」とか色々と英語で質問を投げかけてきます。
そして一番困った質問がコチラ。
女性「シーラーズの観光はどこへ行ったの?」
答えに詰まりました…
なぜなら、昨日行ったピンクモスクとキラキラモスクの正式名称を調べていなかったのです。
ピンクモスクや、ましてキラキラモスクと言ったところで通じるはずもありません。
我々「え、えーっと…ぴんく…きらきら…ちぇ…ちぇらーぐ…」
“シャー・チェラーグ廟”と言いたかったのですが…
さらに追い打ちをかけてきます。
女「他には?」
我「え?(これ以外行かない…)」
女「○○とか○○とか行ってないの?」
我「うーん、…行かないね。(知らなかったとは言えない…)」
女「そうですか」
乗り切った!
その後も「何日イランにいるの?」とか「他にはどの都市に行くの?」とか聞いてきました。
その時…
女「シーラーズの観光はどこへ行ったの?」
あなた!それさっき聞いたやつ!
しかもピンポイントで困る質問を再びしてくるとは…
我「え、えーっと…ぴんく…きらきら…ちぇ…ちぇらーぐ…」
再び、しどろもどろです。
女「他には?」
あれ?デジャヴかな?
それでも何とか乗り切った2人。
爺「よし!それじゃあモスクの中を案内しよう!」
ようやく、キラキラ見れます。
女性たちも引き連れ、ゾロゾロとモスク内へ。
ここのモスクは撮影OKとのことなのでバシッと撮らせてもらいました。
キラッキラ!☆彡
まるで宇宙。
昨日のモスクもこんな感じでした。
全面鏡のようなタイルで装飾されています。これ全て手作業で貼ってあります。しかも写真では分かりづらいですが、凹凸のある立体的なタイルなんです。
いやー、満足。
おじいさんが色々説明してくれます。
爺「イスラム教は一番安全な宗教なんだ」
イスラム教は危険な宗教ではないことは重々承知しています。ただイスラム教を名乗る人たちがテロとか色々やってるから誤解されているだけです。
ただイスラム教は禁欲的すぎて、私には出来そうにありませんが。
爺「扉には歴代イマームの名が刻まれているんだ」
爺「イスラム教の身の清め方は、こうするんだ。やってみるかい?」
1号が実際にやり、身が清められましたとさ。
でも教徒でない我々がやって意味があるのだろうか?とちょっと疑問。
そして皆さんとお別れ。皆さん立派なガイドになって頂きたいものです。
ちなみに質問タイムで一番積極的だったのは最前列のおばちゃんでした。いくつになっても挑戦する気持ちと、この積極性は正直すごいと思いました。
こういう時に一番積極的になれる人が一番成長するのではないでしょうか?私はそういうタイプではありません。
*****
夜は昨日のファールーデ屋で普通のアイス。
イランのアイスって伸びるんですよね。めっちゃ美味しかったです。
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ようやく見れる宇宙のようなキラキラなモスク。…と、その前に授業に参加してね。【Day195 – イラン】

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